精神科医の“のほほん”ノート

診療に関係のあること、ないこと…ちょっと肩の力を抜いて“のほほん”と書いてます。

2006年

07月18日

(火曜日)

子どもの発達障害を研究 診断技術開発へ

今日届いた、日本医師会からのメールマガジンにこんなニュースが。

『子どもの発達障害を研究 診断技術開発へ』

メールによれば、
「学習障害や自閉症といった子どもの発達障害が起きる仕組みを解明しようと、大阪大と浜松医大などが連携して「子どものこころの発達研究センター」を設立、診断技術や治療法などの開発に向けた取り組みを始めた。
 発達障害は脳の機能障害とされるが、未解明な部分も多い。
 大阪大は、発達障害を起こす遺伝子やタンパク質を特定して解析を進め、モデル動物を使い診断技術の開発を目指す。睡眠時間やストレスが及ぼす影響も調べる。
 浜松医大は脳画像による分析を進めるほか、中京大などとともに、幼児や児童と家族に面接やアンケートをする疫学調査をして、早期発見につながる診断方法の開発に取り組む。
 大阪大と浜松医大は、発達障害の子どもを支援する地域のネットワークづくりを進める。」
とのこと。

 なんでも7月15日には設立記念シンポジウムも開催されたそうで。

こういう動きがあるのはとてもよいことだと個人的には思う。
日本は発達障害の領域に関してこれまで諸外国に後れを取ってきたと思うし、これから研究面でもどんどんcatch upしていかなくては…もちろん研究面だけでなく、臨床面にもちゃんと反映されていかなくてはいけないことなのですが。

いつかこんな研究機関で仕事してみたいなぁ、とも思うけれど、私には臨床のほうが性に合ってるのかな。いずれにしても、こういう研究機関で臨床に役立つような研究成果が今後得られるようになることを切に願うばかり。

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